風水とは?家相診断とは?

何が正しくて誰が正しくて、誰が当たって誰が当たらなくて。

改めてゆっくり本を読み、試験も受け、いろいろ勉強してわかる事、余計にわからなくなること、色々あったけれど、なんとなく私の中の「風水」を使って開運をするという〝形″ができたような気がしています

私が勉強した中で大きく分けると、世の中で「風水」占いと言われているものを理解しようとすると、二通りあるように感じます。

日の当たりや周囲の環境などを軸に「住み心地」のようなものを長きにわたり考え、居心地の良さには「気」の流れのようなものの存在を見出し、経験などから蓄積してきた統計学や時代に合わせた家相を提案するスタイル。

例として家相では「西に窓があるとお金がたまらない」と言われるのですが、これは<強い西日が窓から差し込むことによって畳の傷みが早くなる、すると張替も頻度が増してお金がたまらない>というような生活の知恵から来ていると言われていたりします。こういった長年の経験など、環境からもたらされる生活への影響が少なからず反映されているのが「風水家相」というような部類になるように思われます。自分の生れ星とは関係なく、個の方角にこういうものを置くと良い、この方角のトイレは良くない、鬼門という言葉が出てくるのもこのジャンルの特徴だと思います

一方で中国からもたらされた占い的要素が強い「八宅風水」等、「八卦」と呼ばれる生まれた日や星回りから自分にとって良い気の流れる方角などを割り出し、それに合うスタイルを提案するものがあります。こちらは「鬼門」という概念が無かったりするのも大きな違いです。星回りによって、良い方角や合う方角が違うので、一概にこの方角にこれを置くというような提案はなく、貴方にはここが良い、この色が良い、というようになります。

両者ともに、龍脈という考え方は同じで、土地の見方、気が流れるイメージは同じ考え方で表現されていますし、「毒矢」と表現される様な悪い場所を指す環境なども同じです。多分根本的な考え方は同じなのだと思います。ただ、そこに生活する人がいて、鑑定した経験があって、それぞれに表現方法が変わってきただけなのかもしれません。そして、磁北と言われる磁石での「北」を基本に見るタイプの方と、真北と言われる「地図上」での北を基本にするタイプの方とこちらも二通りいます。

これは、磁気=気の流れ、気の動きが大切だと考え、特に古い昔は真北の精度が低かったこともあり常に磁石を使ってきた文化もあるかと思います。一方で近代増えてきたと言われている真北=地球の自転で見る方は、こそが気の流れとして人の環境に影響するという考え方であったり、昨今の真北の測れる精度が変わってきたことにも影響されていると言えるようです。

全てを学んだわけではないですが、いろいろ学ぶほどに奥の深い風水ですが、元々「当たるも八卦、当たらぬも八卦」占いの一種であること、ただ香港などではかなり重要視されたりする要素も大きく、私自身も風水と出会い、環境が変わったりしたことを考えるとあながちスピリチュアルな占いという側面だけでもないように思います。

得た知識を使い、運の良い方に後押しをする、心地よく暮らし運を味方につけるそんなお手伝いをしたいと思っています。

aki

住宅鑑定風水インストラクター

風水セラピスト

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