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古くは中国で生まれ、その土地の持つ環境や地理などにより導き出された学問として日本に伝わり、陰陽道や家相学と相まって今に至る風水というもの。

中国での主流といわれる風水、日本での風水の多くの先生方の書物を読み学んだ中で、たくさんの考え方等があることもわかりました。でも基本は陰陽五行となっていて、そこにその土地土地の環境などが反映され受け継がれた家相に寄ったものや、八卦など占いに近いもの、気学、方位学と本当に様々。

大きくは二つの考え方があり、占い的な要素と現実的な環境の要素。私は両方が相まっての風水だと考えます。

家相学ともいえますが例えば、「北に玄関があると病人が出る」というような伝えは、北風が吹きこんでくるような家は、部屋が冷えてしまうからであったり「西に窓があるとお金がたまらない」は、西日は強く畳や家具が焼けてしまうので畳替えを頻繁に行わなくてはならず、お金が出ていく家になる。など、環境からくる実に合理的な理由があって伝わってきたものだったのです。

そのような環境は現代社会ではかなり薄れてきています、なので気にしなくてもいいこともあれば、それでもやはり北玄関は冷えますし暗くなりがちです、西日が当たればそれに伴い勉強机は置けないなどお部屋の環境が変わるかもしれません。そんな環境と家相を見て過ごしやすい場所を作るのも風水の魅力です。赤いものは温かみを感じ、青いものは冷たさを感じる、そういった人が持つ感覚からくる環境づくりもその一つです。

一方で、本人の持っている「力」運気や「気」ともいえるもの、これとその場所の相性はあると思っています。居心地の良い場所、相性の良しあし、旅行に行ってからなんだかツいてるなんてこともあると思います。また、開運スポットといわれる気の強い場所でエネルギーを吸収、リフレッシュするのもその一つ。

環境と家相学と、八卦・五行を基本とする八宅風水の両面から判断、住み心地が良い、働き心地が良い場所を作り、そこにいるだけで開運できるような場所づくりができたらいいなと思っています。

Aki
住宅風水インストラクター
風水セラピスト