水回りのリフォームを考えるとき、「せっかくなら風水も気にしたいけど、逆に運を下げたら怖い」——そんなふうに感じていませんか。トイレ・お風呂・洗面所は、風水では少し特別な場所です。というのも、この3つはどれも「一日の厄を洗い流す」浄化の場所とされているから。だからこそ、整え方しだいで運気の土台がしっかりするとも、逆によどみを溜めてしまうとも言われてきました。この記事では、水回り3点のリフォームで意識したい方角と、浄化の場所を心地よく保つコツを、家を読む専門家としてお話しします。特に検索の多いトイレを厚めにお伝えしますね。
水回りは「厄を洗い流す」浄化の場所
まず、トイレ・お風呂・洗面所に共通する考え方から。この3つはどれも、体や手を清め、汚れや疲れ、一日の厄を水で流す場所です。風水では、こうした水回りを「浄化の場所」として大切に見ます。
ただ、ここに水回りならではの注意があります。厄を流す場所であるがゆえに、お手入れを怠ると、流したはずの厄や湿気がその場に溜まりやすい、と考えられているんですね。
じめじめした空気、水垢やカビ、こもった匂いこれらは風水的にはよどみのサインです。ですから水回りの開運は、高価なグッズを置くことよりも、清潔・乾燥・換気の3つを保つことがなにより大切。
トイレのリフォーム風水
では、いちばん気になる方も多いトイレから、じっくり見ていきましょう。
トイレは、家の中でも特に陰の気が溜まりやすい場所とされてきました。昔は「御不浄」とも呼ばれ、母屋からは離れた場所に作ってありました。用を足す場所という性質上、どうしても厄や湿気がこもりやすいんですね。
だからこそ、昔からトイレの状態は住む人の健康運や金運に関わると言われ、風水ではとても重視されてきました。「トイレをきれいにすると金運が上がる」という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。あれは、この浄化と陰の気の考え方から来ているんです。
トイレの方角について
方角の話に入る前に、ひとつだけお伝えしておきますね。方角の吉凶は、本来その方の生年月日や、家の中心から見た位置によって変わるもので、「この方角が絶対に良い・悪い」と一律には決められません。ここでお話しするのは、あくまで伝統的な一般論として受け取ってください。
家相では昔から、水回りは鬼門(北東)と裏鬼門(南西)のラインを避けたいとされてきました。トイレも例外ではなく、このラインにあると良くないと言われてきた場所です。とはいえ、いまの住まいでここにトイレがある方は、とても多いはず。リフォームで位置を動かせるなら一つの選択肢ですが、配管の都合で難しいことも多いですよね。その場合も、まったく心配いりません。方角を動かせないことより、そこをどれだけ清潔に保てるかのほうが、ずっと大事だからです。次にお話しするお手入れを徹底すれば、方角の心配はカバーできます。
トイレのリフォーム・お手入れで意識したいこと
トイレを整えるうえで、リフォームや日々の習慣で意識したいポイントをまとめます。
まず、明るさと換気。暗くてこもったトイレは陰の気が強まるとされるので、照明は明るめに、換気扇や窓で空気が流れるようにしましょう。リフォームなら、窓を付けられると理想的です。次に、床材と素材選び。水はねや汚れが染み込みにくく、掃除しやすい床材を選ぶと、清潔を保ちやすくなります。
そして、リフォームでぜひおすすめしたいのが、掃除道具を「見えない収納」にしまうこと。トイレブラシや洗剤が目に入る場所に出ていると、どうしても生活感とよどみを感じさせてしまいます。扉の向こうにすっきり隠せる棚を造作で付けておくと、見た目が整うだけでなく、お掃除のたびに気持ちよく手が動くんですよね。せっかく壁に手を入れるリフォームのタイミングだからこそ、この「隠す収納」は取り入れる価値が大きいです。
ただし、棚や飾り段を付けても、そこに家族の写真やカレンダー、お子さんのグッズなどは置かないのがおすすめです。陰の気が溜まりやすいトイレに、大切な人やものにまつわるものを置くのは避けたい、と昔から言われてきました。物を減らして、すっきりと保ちましょう。
いっぽうで、絵を飾るのは良いとされています。特に窓がなくて暗くなりがちなトイレには、明るい風景画や花の絵をひとつ飾ると、空間がぱっと明るくなって、陰の気をやわらげてくれます。殺風景になりすぎず、でも物は増やさない——この塩梅に、絵はぴったりなんです。最後に、これはリフォームというより習慣ですが、使わないときはフタを閉める。厄や気が広がるのを防ぐ、昔ながらの知恵です。

ちなみに、夏場のトイレは特に匂いがこもりやすい場所。匂いと厄の関係については、こちらの記事で詳しくお話ししています。

毎月の吉日カレンダーや、家を整えるちょっとしたコツを、無料のメルマガでお届けしています。リフォームの計画中に読んでおくと、打ち合わせのヒントになりますよ。 ▶ 無料メルマガに登録する
お風呂(浴室)のリフォーム風水
お風呂は、一日の疲れと厄を、お湯で洗い流す場所です。まさに浄化の主役と言える場所ですね。だからこそ、その厄を流しきらずに溜め込んでしまうのが、いちばんもったいないんです。
浴室で意識したいのは、とにかく湿気とカビを残さないこと。使い終わったら換気扇を回して、しっかり乾かす。ここでリフォームならではの効くポイントが、素材選びです。
汚れが染みつきにくく掃除がしやすい壁材・床材、そして水はけがよく乾きやすい素材を選んでおくと、日々のお手入れがぐっと楽になって、清潔と乾燥を無理なく保てます。カビと戦う時間が減ると、それだけで浴室の気持ちよさが変わりますよ。窓があると採光と換気の両方に効くので、可能なら検討したいところです。
そして、意外と見落とされがちなのが残り湯。翌日まで浴槽にお湯を溜めっぱなしにすると、厄を流したはずの水がその場に留まってしまう、と考えられています。防災用に取っておく場合を除いて、できれば入浴後は流すのがおすすめです。排水口も、髪の毛やぬめりが溜まるとよどみのもとになるので、こまめにお掃除を。清潔で、乾いていて、風が通る浴室。これが開運の基本形です。
洗面所のリフォーム風水
3つめは洗面所。ここは、朝いちばんに顔を洗い、身支度を整える場所です。風水では、鏡に自分の顔を映すこの場所は、その人の印象や対人運、美容運とも関わると考えられてきました。
洗面所で意識したいのは、まず鏡をきれいに保つこと。水はねや歯磨きの飛沫で曇った鏡は、映る自分の運気も曇らせると言われます。ピカピカに磨いておきたいですね。リフォームで鏡を選ぶなら、明るく顔がはっきり映るものを。
そして洗面所は、歯ブラシ・化粧品・洗剤・タオルと、こまごましたものが散らかりやすい場所の代表格。だからこそリフォームでは、整頓しやすい収納をたっぷり作ることをおすすめします。ものの定位置が決まっていると、出しっぱなしが減って、気の巡りが自然と整うんですね。あわせて、水はねしにくい構造にしておくのも大きなポイント。ボウルの形や蛇口の位置を工夫して水が飛び散りにくくすると、カウンターや床が濡れて汚れるのを防げて、清潔と乾燥を保ちやすくなります。細々したものが多く、水も使う場所だからこそ、収納と水対策をリフォームで解決しておく価値が大きい場所なんです。あとは換気と明るい照明を確保すれば、洗面所の気はしっかり整います。
トクラスのショールームを見てみる位置を大きく変えられないときの工夫
「配管の都合で、トイレもお風呂も位置はほとんど動かせない」——水回りのリフォームでは、本当によくあることです。でも、心配いりません。方角や位置を変えられなくても、その場所の気を整える方法はたくさんあります。
繰り返しになりますが、水回りでいちばん効くのは、清潔・乾燥・換気です。これは方角にいっさい関係なく効く、水回り共通の基本。汚れとぬめりをこまめに落とし、湿気を残さず、空気を流す。それだけで、水回りの気の状態はぐっと良くなります。そのうえで、明るい照明を足したり、方角に合った色の小物やタオルを添えたり。できることから少しずつで十分です。100点を目指さなくても、今より良くする工夫はいくらでもありますからね。
トクラスのショールームを見てみるまとめ|水回りは「浄化の場所」。清潔・乾燥・換気が土台
トイレ・お風呂・洗面所のリフォーム風水、振り返ります。この3つに共通するのは、どれも一日の厄を洗い流す浄化の場所だということ。だからこそ、方角以上に大切なのが、清潔・乾燥・換気を保つことでした。トイレは陰の気を溜めない明るさと換気、物を減らすこと。お風呂は湿気と残り湯を残さないこと。洗面所は鏡をきれいに、収納をすっきりと。
そして、鬼門・裏鬼門など方角が気になっても、動かせないなら清潔に保てば大丈夫。全部を完璧にするより、できるところから始めることが、いちばんの近道です。毎日使う水回りが心地よくなると、暮らし全体が少しずつ整っていきますよ。次回は、家の顔である玄関のリフォーム風水をお話しする予定です。あわせて、キッチンの風水はこちらでまとめています。

「うちの水回り、この配置で大丈夫?」「間取り図を見て相談したい」という方は、気になる場所ひとつの方位相談から、全体の図面相談までお受けしています。リフォームのプランが固まる前が、いちばん効果的なタイミングです。 ▶ リフォームの風水相談はこちら
— 最後まで読んでくださってありがとうございます。
「うちの金運、大丈夫かな?」と気になった方に、 無料のチェックシートをプレゼントしています。
「お金が逃げる家」診断チェックシート20項目。
玄関・キッチン・トイレ・寝室…場所ごとに やってしまいがちなNGを、サクッと確認できます。
LINEお友達登録いただくと、すぐにお届けします。


