どうして風水の記事や本って不安を煽ってくるんだろう?|真剣に考えてみました

風水のことを知りたくて検索したはずなのに、読み終わったらなんだか前より不安になっていた。そんな経験、ありませんか。

「この方角にトイレがあると運が逃げる」「玄関が汚れていると悪いことが起きる」——調べれば調べるほど、自分の家がダメ出しされているような気持ちになってきて、かえって落ち込んでしまう。相談を受けていると、そうやって疲れてしまった方に本当によく出会うんですよね。

だから今日は、どうして風水の情報ってこんなに不安を煽ってくるんだろう、というのを、綺麗事抜きで真剣に考えてみたいんです。

目次

風水の記事に「凶」や「危険」があふれている理由

まず身も蓋もない話からすると、「怖い言葉」のほうが読まれやすいんですよね。「この家は大丈夫です」より「知らないと危険です」のほうが、つい開いてしまう。人の不安をノックする見出しは、それだけ人を集めやすいんです。

そして集めたあとに、たいてい「解決策」が用意されています。この財布を持てば、この置物を買えば、このお札を貼れば——と。つまり、不安を作って、その不安を消すものを売る、という流れですね。これは風水にかぎった話ではなくて、健康でも美容でもよくある構造です。悪意があるというより、そういう記事のほうが数字になりやすいから、自然とそちらに寄っていってしまう。ここは私の推測も混じりますが、書き手が儲けようとしているというより、「怖い記事のほうが読まれる」という仕組みそのものが、情報を怖い方へ怖い方へと引っ張っているんだと思うんです。

家を建てる、リフォームすると言うと知り合いの人から、親戚のおじさんから、義理の親御様のお知り合いから、、、
様々なところから「風水的に良くないらしいわよ」「風水では・・・」と良くないことばかりが耳に入ってくることも。これもまた、なぜか良くないことだけを教えてくれるんですよね(笑)
良かれと思っての事でも、聞いてしまうと気になるし、困っちゃいますよね。

でも、その「凶」って本当に正しいんでしょうか

ここがいちばん知ってほしいところなんですが、風水や家相の「凶」って、実は流派によってバラバラなんですよね。ある流派で「凶」とされる方角が、別の流派ではまったく問題なかったりする。「これが絶対の正解です」と言い切れる統一ルールは、そもそも存在しないんです。

風水は長い時間をかけて、いろんな考え方が混ざりながら各地で独自に発展してきました。まとめ役になるような中心的な権威がなかったので、たくさんの流派が並び立ったまま今に至っている。だから「唯一の真実」があるわけではなくて、複数の見方があるだけなんです。

もうひとつ大事なのが、「吉ではない」と「凶」はまったくの別物だということ。多くの記事はこの二つをごちゃまぜにして、「吉じゃない=危険」みたいに書いてしまう。でも本当に注意したい方位って、実はかなり限られているんですよね。そのあたりは別の記事でていねいに整理しているので、必要な方はそちらも読んでみてください。

▶ 本当に気をつけたい方位の話はこちら

私が、不安を煽らないと決めている理由

私は風水を、「これをしないと不幸になる」という脅しの道具だとは思っていません。むしろ逆で、「こうすると気持ちよく暮らせる」という、暮らしを整えるための昔ながらの知恵として捉えています。効果を科学的に保証するようなものではなくて、長く受け継がれてきた考え方のひとつ。だから断言もしないし、怖がらせもしない。

なぜここまでこだわるかというと、不安をあおられて動いた選択って、あとで後悔しやすいからなんです。怖くて慌てて高いものを買ってしまったり、引越し先が凶方位だと知って眠れなくなったり。そういう状態でくだす決断に、いいものってあまりないんですよね。だから私は、まず肩の力を抜いてもらうことを何より大事にしています。

読んで気持ちが軽くなる、そんな開運の話を、メルマガでも同じトーンで続けています。煽らない、脅さない。もしよかったらのぞいてみてください。

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じゃあ、何を信じて暮らせばいいの?

ここまで読んで、「じゃあ結局どうすればいいの」と思いますよね。私のおすすめは、モノより先に、家そのものを見てあげることです。

長く風水を見てきた人ほど、実は置物やグッズよりも、もっと地味なところを大事にします。水回りが清潔かどうか。家の中の動線が素直で、動きやすいかどうか。光がちゃんと入って、風が通るかどうか。この三つですね。

面白いのは、これって昔ながらの風水の考え方と、現代の「住みやすい家」の条件が、きれいに重なっているところなんです。気の流れがいい家って、突きつめれば「明るくて、風が通って、片づいている家」だったりする。だとしたら、難しい方位盤とにらめっこする前に、まずはお風呂とトイレをきれいにして、窓を開けて風を通す。それだけで、家の空気は確実に変わります。

風水は、あなたを不安にさせるためのものじゃありません。今いる家を、もう少し気持ちよくするためのもの。その順番さえ取り戻せれば、怖い情報に振り回されることは、ぐっと減っていくはずです。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

風水って、本来はもっと穏やかなものだと私は思っているんですよね。「これをしないと不幸になる」じゃなくて、「こうすると気持ちよく暮らせる」。その順番を取り戻すお手伝いができたら、これ以上うれしいことはありません。

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Aki
はじめまして、akiと申します。

20代で有名風水師の会社に就職をきっかけに本格的に風水を学び始め、資格を取得。
以来、家相診断・吉方位アドバイス・引越し相談・神棚設置など、住まいにまつわる風水相談を中心に活動しています。

風水は難しいものではなく、毎日の暮らしの中に自然に取り入れられるもの。片付け・料理・季節の暦——そんな日常の積み重ねが、運気を整え、気持ちよく生きることにつながると考えています。

猫たちと暮らしながら、常に福福しい自分でいたいと"整う暮らし"を日々実践中。
このサイトでは、難しい理論ではなく、明日からすぐに使える風水の知恵をお届けしています。

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