引越しの風水で凶方位が不安な人へ|現実的な向き合い方と対処法

引越し先が凶方位だと知って、不安になっていませんか。先にお伝えしておくと、引越しの方位は、風水ではとても大切なものなんです。だからこそ、できれば物件を決める前に方位を確認してほしい——というのが、風水師としての本音のアドバイス。とはいえ、お仕事も予算もご家族の事情もあるなかで、みんなが良い方角へ動けるわけではないですよね。この記事では、方位の正しい理解と、思うような方角に行けないときの現実的な向き合い方を、私自身の鑑定経験からお話ししていきます。

目次

引越しの方位は、風水ではとても大切なもの

まず大前提として、引越しの方位は、あまり軽く見ないでほしいというのが正直な気持ちです。「動く方角によって、その後の暮らしに違いが出る」というのは、昔の人が経験のなかで積み重ねてきた知恵で、風水や九星気学ではとても重んじられてきました。

だから理想を言えば、物件を本格的に決める前の段階で、一度方位を確認してほしいんですね。契約してから「実は凶方位だった」と気づくより、選べる余地があるうちに知っておいたほうが、打てる手がずっと多いんです。ただ——現実には、通勤の都合も、予算も、子どもの学校も、ご縁のあった物件のタイミングもある。誰もが自分の吉方位にきれいに動けるわけではありません。だからこそ大事なのが、方位を「正しく理解して、うまく付き合う」という視点なんです。

方位を見るときの優先順位|家族がいるなら世帯主から

ご家族で引越す場合、「じゃあ全員の吉方位を満たさないといけないの?」と不安になりますよね。でも、そこは安心してください。方位には、見るときの優先順位があります。

いちばんに見るのは世帯主。次に、年齢が上の人から順(年長順)に見ていきます。そして方位の影響を最も受けやすいのも、その家を支える世帯主だと考えられています。つまり、家族全員分をバラバラに気にする必要はなくて、まずは世帯主にとっての方位を基準に考えればいい、ということ。これを知っておくだけでも、ずいぶん整理がつくと思います。

「吉方位じゃない=凶方位」ではありません

ここ、いちばん誤解されやすいところなので、しっかりお伝えさせてください。「吉方位じゃない」と聞くと、つい「じゃあ凶方位なんだ」と思ってしまいますよね。でも、それは違うんです。

方位には、はっきりした吉方位と凶方位のあいだに、どちらでもない方角がちゃんとあります。吉方位でないからといって、そのまま悪い方角というわけではないんですね。しかも凶方位のなかにも、影響が強いものと、そこまで神経質にならなくていいものがあります。

そのなかで、伝統的に特に重く見られてきたのが、五黄殺(ごおうさつ)・暗剣殺(あんけんさつ)・本命殺(ほんめいさつ)・本命的殺(ほんめいてきさつ)の4つ。逆に言えば、この4つに当たっていないのなら、たとえ吉方位でなくても「そこまで気にしない」という選択肢は、十分にアリなんです。特に引越しでは月破はそこまで大きな影響はないかと思っています。まずは自分の引越し先が、この4つに該当するのかどうか。そこを確認するのが、不安をむやみに大きくしないための第一歩になります。

注意したい4つの凶方位|それぞれ「触り」が違う

この4つ、ざっくり「全部こわいもの」とまとめられがちですが、実はそれぞれ性質(触り)が違います。伝統的にどう説明されてきたか、やさしくお話ししますね。

五黄殺は、自分自身の内側から少しずつ崩れていくとされる方位。誰かのせいというより、自分に原因のある停滞や行き詰まりに結びつくと考えられてきました。鬱の傾向や精神的にダメージが多い方は避けた方が無難です。

暗剣殺は、その五黄殺のちょうど正反対にあたる方位。こちらは反対に、外からの突発的なできごと——不意打ちのようなトラブルを受けやすいと言われます。事故やトラブルに巻き込まれない様に気をつけましょう。

本命殺は、自分の生まれ星(本命星)が巡ってくる方位で、自分自身のこと、とくに健康面に関わりやすいとされます。闘病中、持病のある方は避けた方が無難です。

本命的殺は、その本命殺の正反対の方位。周囲との関わりや、対人を通じた影響が出やすいと考えられてきました。特に人間関係で問題が起きやすいと考えて行動するのが吉。

こうして見ると、同じ「凶方位」でも意味合いはまるで違うんですよね。だからこそ、ひとくくりに怖がるのではなく、「自分の場合はどれに当たるのか(あるいは当たらないのか)」を知ることが大切なんです。それによって、どうしても避けたい方角と、気を付けて過ごせばよい方角などを見極めるのも大切だと思っています。

九 星 気 学

生年月日から本命星・月命星を算出し、方位盤を表示します

本命星(生まれ年の星)
月命星(生まれ月の星)
年盤
南(上)西
上が南・下が北 / 本=本命星 黄=五黄
月盤
南(上)西
上が南・下が北 / 本=本命星 黄=五黄
九星の色
方位の吉凶(あなたの本命星 × 現在の盤)
※ 節入り日(立春など)はこのツールでは 2月4日 を目安にしています。前後3日以内に生まれた方は実際と1日前後ズレが生じる場合があります。
※ 方位の吉凶は 五黄殺・暗剣殺(大凶)、本命殺・本命的殺(要注意)、その他(吉)の簡易判定です。詳細な鑑定は専門家にご相談ください。

思うような方角に動けないとき、2つの向き合い方

「確認したら、避けたい方位だった…」。そんなときでも、できることはあります。昔から受け継がれてきた向き合い方を、2つご紹介します。

方替え(かたたがえ)で、動き方を工夫する

方替えは、目的地がよくない方位のときに、いったん自分にとって良い方角の場所に一定期間住まいを移し、そこを新しい起点にしてから目的地へ動く、という昔ながらの工夫です。「悪い方角を直接踏まない」という考え方ですね。

ただ、正直にお話しすると、これは仮住まいの手間も費用もかかるので、現実にはハードルが高いことも多いんです。だから「そういう方法もある」と知っておくくらいで大丈夫。どうしても大きな決断が重なるタイミングなどで、検討する価値がある選択肢、という位置づけです。

「気にしない」と決めるのも、暮らしの知恵

そしてもうひとつ。先ほどの4つの凶方位に当たっていないのなら、思い切って「気にしない」と決めてしまうのも、私は立派な知恵だと思っています。

不安を抱えたまま、方位に振り回されてビクビク暮らすほうが、よっぽど気の流れをよどませてしまうんですよね。「大丈夫、うちはここで暮らす」と腹を決めて、明るく新生活を始める。その心の平穏こそが、じつは運を整えるいちばんの土台だったりします。気にしすぎないと決める勇気も、暮らしていくうえでは大事な選択なんです。

それでも不安なときの、現実的な対処法

とはいえ「頭ではわかっても、やっぱり気になる」というのが本音ですよね。その気持ちもよくわかります。ここからは、実際にできる現実的な対処法をお伝えします。

気になるなら、方位除けでひと区切りつける

どうしても心が晴れないときは、神社での方位除け(八方除け)のご祈祷を受ける、という昔ながらの方法があります。一度きちんとお参りして区切りをつけると、「これで大丈夫」と前を向きやすくなるんですね。お守りとしての意味も大きいので、それだけで十分に価値があります。引っ越し先の氏神社(地元の神社)でご祈祷をお願いしましょう。

入居後に家を整えることを、最優先に

じつは引越しの風水でいちばん大事なのは、「動いたあと」。どの方角へ動いたかと同じくらい、住んでからの家をどう整えるかを、風水では重視します。玄関に良い気を通す、水回りを清潔に保つ、寝室でしっかり休む——こうした整えは、方位の吉凶に関係なく、自分の手で今すぐ変えられる部分です。方位で不安になったぶんは、家の整え方で取り返していけますよ。

具体的な整え方は、こちらの記事にまとめています。入居前後にぜひ読んでみてください。
引越し先でまずやるべき開運風水10選

引越し日を吉日に合わせる

方角を変えるのは難しくても、「日」なら選べることが多いですよね。一粒万倍日や天赦日といった吉日に引越しや荷入れの日を合わせると、「良い日を選べた」という前向きな気持ちで新生活に入れます。契約や退去の予定と相談しながら、動かせる範囲で吉日を意識してみてください。

まとめ|方位を正しく理解して、心地よい家をつくることが一番

引越しの方位は、風水ではとても大切なもの。だからこそ、できれば決める前に確認してほしいというのは、変わらない本音です。でも、みんなが吉方位に動けるわけではないからこそ、「正しく理解して付き合う」ことが何より大事なんですね。

吉方位じゃない=凶方位、ではありません。本当に注意したいのは五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺の4つで、それ以外なら「気にしない」と決めるのも立派な知恵。どうしても気になるなら方替えや方位除けでひと区切りつけて、あとは吉日を選び、入居後の家を丁寧に整えていく。それだけで、不安はずいぶん軽くなるはずです。方位に振り回されるより、あなたが「ここ、いいな」と思える家で、のびのび暮らすこと。それが、いちばん運を育てていきますからね。

「うちの生年月日と間取りだと、実際どうなの?」というところまで知りたい方は、個別の家相診断・引越し方位のご相談もお受けしています。ひとりで抱え込まず、気軽にご相談くださいね。
家相診断・引越し相談について見てみる

— 最後まで読んでくださってありがとうございます。
「うちの金運、大丈夫かな?」と気になった方に、 無料のチェックシートをプレゼントしています。
「お金が逃げる家」診断チェックシート20項目。
玄関・キッチン・トイレ・寝室…場所ごとに やってしまいがちなNGを、サクッと確認できます。
LINEお友達登録又はメルマガに登録いただくと、すぐにお届けします。
↓ 無料でもらう


Aki
はじめまして、akiと申します。

20代で有名風水師の会社に就職をきっかけに本格的に風水を学び始め、資格を取得。
以来、家相診断・吉方位アドバイス・引越し相談・神棚設置など、住まいにまつわる風水相談を中心に活動しています。

風水は難しいものではなく、毎日の暮らしの中に自然に取り入れられるもの。片付け・料理・季節の暦——そんな日常の積み重ねが、運気を整え、気持ちよく生きることにつながると考えています。

猫たちと暮らしながら、常に福福しい自分でいたいと"整う暮らし"を日々実践中。
このサイトでは、難しい理論ではなく、明日からすぐに使える風水の知恵をお届けしています。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次